こんにちは、加治タケキです。
今回は最近増加している、北朝鮮からの漁船の漂流、漂着について考えてみたいと思います。
なぜ今漂着しているのか
これは、今に限ったことではありません。
以前からも北朝鮮からの漁船が、日本の排他的経済区域に入ってきて、そのまま漂流して、日本が助けるということは多々ありました。
日本海は漁場として最高の場所です。
しかし、排他的経済区域は日本の管理のもとにあるので、本来なら他国の漁船が漁をしてはいけない場所です。
しかし、北朝鮮は絶えず食糧難にあるので、装備もろくにしていない漁船が無理をして、日本近くまでやってきます。
根こそぎ持って帰ってやろうという魂胆です。
持って帰っても、金王朝に差し出さなければいけない。
国民が食べられるかどうかはわからない。
でも、とにかく危険を冒してまで、遠方の漁に出かけなければいけないというのが現状です。
最近は東北、北海道の離島で多数の漁船が発見されています。
海上保安庁が調べているでしょうから、その船が単なる漁船なのか、武装した工作船なのかはある程度わかるでしょう。
でもそこで安心してはいけないのです。
北朝鮮の漁船の不審点
漂着した実際の船を見て不審になる点がたくさんあります。
木造の、今にも沈みそうな船。
本当に漁業が目的で航海に出ているのか疑問です。
そこに8人くらいが無理やり乗っている感じです。
考えられるのは、
・7人くらいは普通の漁民。その他の1人が工作員。
・8人いれば軍隊の行動が取れますから、乗組員すべてが、なんらかの訓練を受けた工作員
これは大げさなことではありません。
もし、工作員が乗っているのなら、どさくさに紛れて日本国内に入ろうとするでしょう。
機関銃などで武装していた場合、海上保安庁では対抗できません。
日本は漁船だと思って対応するから、自衛隊を出すこともためらう。
まあ自衛隊も監視はしていると思います。
問題は、その工作員が、武装しているだけならまだいい。
日本国内に入って、情報を盗んだり、テロを計画するならまだいいということです。
しっかりと取締をして、1人も不法流入者を入れないことが前提ですが。
漂着船の乗組員が天然痘を運んでいる可能性
天然痘は30年くらい前に、WHOが絶滅宣言を出しました。
ワクチンもできたし、人類が根絶に成功したのです。
天然痘は、体中に斑点が出てきて、高熱が出て、大部分が死に至ります。
ワクチンを投与しないと大変なことになります。
しかも、飛沫感染ですので、喋っただけで感染します。
現状で、天然痘を見てわかるお医者さんの数もほとんどいないそうです。
なせなら、30年前に根絶したことになっているから、症例を見たことがない医者が多いのです。
しかし、今天然痘が広がると、またたくまに広がっていくでしょう。
ワクチンを打った人は30年前の話。
それでも、ワクチンをすでに打っている人の死亡率は、感染した場合、7%だそうです。
その点について、参議院の青山繁晴氏が国会で質問をしました。
「漂着船の乗組員が天然痘に感染しており、それを日本国内で拡大させようというのが、北朝鮮の狙いの可能性がある。その場合、政府がどのように対応するのか」
概要はこのような感じです。
国会で取り上げられた、大切な問題だと思います。
政府は、自衛隊、公安、警察により、しっかりと対応すると答えました。
この一連の経緯が、新聞、ニュースでは全く取り上げられていません。
一部産経だけに書いてありました。
漂着船が来た、近隣の地域の人は、一部の人間が日本国内に入ってくるのを警戒していると思います。
とにかく、日本海沿岸部で、不審者を見たら、工作員の可能性があるので、特徴、場所、時間を警察に情報提供するのが一番です。
そして、みなさんに知っておいて欲しいのが、天然痘などの生物、化学兵器。
核ミサイルなら、一部だけ被害が出ます。
サリンでも一部。
VXガスでも一部です。
でも、天然痘は飛沫感染で、徐々に拡大していきます。
最悪の場合、日本のほとんどがやられてしまう可能性があるということです。
今回は北朝鮮の漁船の漂着について取り上げましたが、天然痘などの生物、化学兵器が持ち込まれるという可能性について、みなさん一度考えてみて頂くことを、お伝えしておきます。