先日、映画「アンコール」を観ました。(原題はsong for marion)
かなりオススメです。音楽が大好きな人。今、何か理由があって自分の殻を破れない人。
僕は泣きました。
映画「アンコール」について
『アンコール!!』(Song for Marion、米公開時英題:Unfinished Song)は2012年のイギリスのコメディ映画。
ポップスやロックを歌う合唱団を舞台に、テレンス・スタンプとヴァネッサ・レッドグレイヴ演じる一組の老夫婦とその家族や仲間たちを描く物語。監督はポール・アンドリュー・ウィリアムズ。
2012年9月に開催された第37回トロント国際映画祭のクロージング作品として初上映され、第15回英国インディペンデント映画賞の脚本賞、主演男優賞、助演女優賞にノミネートされた。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB!!
あらすじは詳しくは書きませんが、病気を抱えながらも、地域の合唱団で歌を楽しみに生きる妻と
それを、羨ましく思いながらも、頑固な性格を変えられず、妻の体を心配しながら、支える夫の物語です。
イギリス映画らしい、ユーモアとコメディを含みつつ、
感動も織り交ぜてくる。
日本での公開時のタイトルの「アンコール!!」
これだと、楽しげなイメージで、純粋なコメディを求めている人に申し訳ない感じがします。
もっと感動や涙を含んだようなタイトルにしていれば、日本でも、もうちょっと知名度が上がったと思われる作品です。
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「アンコール!!」を観終わってからの感想
まず、お互いを支え合うという老夫婦の、イギリスならではの愛情表現と生き方に感動しました。
奥さんは、夫に対する自分の気持ちを素直に表現するし、
合唱団で大好きな歌を希望に生きている。
映画の中で、この奥さん(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)が歌う、
シンディーローパーの「トゥルー・カラーズ」という歌があるのですが、
その姿と歌声は必見です。
本家のシンディーローパーを、ある意味超えている感があります。
僕は、中学生からギターを引き続けてきましたが、
歌を歌うということが、どれだけ素晴らしいかを考えさせてくれた作品でした。
今から、声の筋肉を鍛えるためにも、肺活量を上げるためにも、
歌を始めようかと思っています。
パソコンに繋ぐと、スピーカーから簡単に音が出る、カラオケ用のコンデンサーマイクを買いました(笑)
歌って世界共通の言語であり、コミュニケーション手段であることを改めて肌で感じました。
言葉はわからなくても、伝わってくるものがあります。
それは、全ての人類で共通の、感情を超えたところにあるのだと思います。