人生とは非常に難しいもので、成功するためにやり抜くのか、結果が出ないので諦めるのか、その選択が非常に重要になります。
ビジネスを成功させたり、家庭生活をうまくいかせたりするのはやり抜く力が必要です。でも絶対に諦めないという選択が最適かと言うと、そうとも言い切れないでしょう。
成功してる人も途中で諦めたりしています。
賢い人は調整して修正するのです。
有名な格言があるそうです。
「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という」
失敗には3つのステージがあると言います。
ライフハッカーの記事を参考に考えてみたいと思います。
ステージ1は戦術の失敗
HOW(どのように)の間違い。
素晴らしい計画やビジョンがあったのにそれをうまく実行できなかったという失敗。
これはシステムを構築していなかった、後からの計測を怠った、細胞をおろそかにした。
こういった時に発生する失敗です。
どうすればいいかというと
戦術の失敗を修正する方法は大きく3つあります。
- プロセスを記録する
- 結果を計測する
- 戦術を評価し、調整するhttps://www.lifehacker.jp/2016/08/160829failure_stages1.html
- プロセスを記録する
何かを実行しようとする時。各プロセスがまとまってシステムになっています。
そのプロセスを全て書き出し、軌道を外れた時にどこが間違っているかを修正する。
僕はこれが非常に苦手です。大きなビジョンや何をするかは決まっていますが、プロセスを理解していないため、どこが間違っているかがわからなくなり、修正ができない場合があります。
2. 結果を計測する
例えば結婚生活をうまくいかせようと思ったら、一週間で何回洗濯に協力したか。ご飯は何回作ったか。パートナーに何回電話をかけたか。パートナーに何回ありがとうと言ったか。
結果を計測しないと、何がうまくいって何が間違いだったかもわからないでしょう。
これも僕は苦手です。結果の計測なんて全くしていません(笑)
例えば一日にどのくらい文章を書いたか。
どのくらい脚本を書いたか。
どのくらい無駄な時間を過ごしたか。
知り合いでやっている人は、成功しています。
3. 戦術を評価し、修正する
うまくいっていた戦術(やり方)が急に上手くいかなくなる時があります。
その反対もあります。
ですから何かをやるときには、やり方を評価し、改良し続ける必要がある。
僕の場合、プロセスも理解していないし、計測していないので、評価することができませんし、改良にもつながりません。
この点は今後意識していこうと思います。
ステージ2は戦略の失敗
WHAT(なにを)の間違いです。
なぜそれをするのかという大きなビジョンは理解していて、どのようにやるかということも理解していた。
しかし、何をするかという点が間違えていたパターンです。
極端な例を言えば、人前で上手くスピーチをするという大きなビジョンがあった。
そこで何をしたかと言うと、ランニングをした。
ランニングのやり方も分かっていた。
でも人前でスピーチをして大きなビジョンを語るという時に、ランニングをしたということが間違っていたということです。
どうすればいいかというと
戦略の失敗を修正する方法は大きく3つあります。
- 早くローンチする
- 低コストで試す
- すばやく修正するhttps://www.lifehacker.jp/2016/08/160829failure_stages1.html
- 早くローンチする
物事をうまくいかせるために、何をするのか。
それにはどのアイデアがうまくいくのかを実際に試してみるまで分かりません。
戦略、何をするのかを、早く実行段階に移すことです。
僕はこれは得意です。とにかく試験的に何でもやってみます。失敗は怖くありません(笑)
2.低コストで試す
低コストで試すと何回もテストを行うことができます。
たくさんのお金と時間をかけて物事を実行すると、自分はこんなにコストを使ったんだからと手放せなくなります。
低コストで次々と試していくことは大事だと思います。
3.すばやく修正する
何をするかという戦略は、修正して調整しなければいけません。
うまくいかなかったら自分には向いてない。
最初のテストがうまくいかなかったら、自分には才能がない。
そうやって諦める必要はありません。
任天堂はゲームソフトで成功する前、花札や掃除機を作っていたそうです。
何をするかは修正できます。
ステージ3はビジョンの失敗
WHY(なぜ)の間違いです。
なぜそれをするのかということ。明確なビジョンあるかということ。
ただ金を稼ぎたい。有名になりたい。大きな力を持ちたい。
それでは「なぜ行動するか」ということにならないでしょう。
お金を稼いで何をするのか。有名になって何をするのか。大きな力を持って何をするのか。
もっと大きなビジョン、情熱や心の底から湧き出てきた感情。
それがそもそもないというパターンです。
どうすればいいかというと
ビジョンの失敗を修正する方法は大きく3つあります。
- 人生を見つめ直す
- 絶対にゆずれないことは何かを見極める
- 批判を切り抜けるhttps://www.lifehacker.jp/2016/08/160829failure_stages1.html
- 人生を見つめ直す
自分のビジョンや自分の人生、自分の価値観についてよく考えてない人が多い。
もちろん流れに身を任せて生きることもできます。
しかし自分のビジョンがないと、誰かの夢を生きることになります。
運の人生を見つめ直す時間がありますか?
何を成し遂げたいですか?
毎日をどのように暮らしたいですか?
人のために何ができますか?
人のために何を残せますか?
2.絶対にゆずれないことは何かを見極める
ゆずれないものは何かを知ること。
例えばバンドでプロデビューを目指すとして。
譲れないものは、「今のメンバーでプロデビューするということ。」
しかしいつのまにか、今のメンバーでプロデビューするということにこだわってしまい、本来の目的を忘れてしまっているケースがよくあります。
盛り上がっていた気持ちが冷めると、諦めて、匙を投げてしまいます。
バンドでプロデビューするために、何をするのか。どのようにするのかが間違っていただけである。
そういうケースが考えられます。
本来なら、バンドでプロデビューするということが譲れない道だったはずです。
3.批判を切り抜ける
人生でこれだけは譲れないと言うことをビジョンに掲げ、挑戦をしていく。
その中で批判を受けることもあるでしょう。
お前にはできるわけがない。
危険すぎる。
お金がかかりすぎる。
失敗したら終わりだろう。
そういった批判は気にしなくてもいいのですが、批判に対する対処の仕方を学んでいく必要はあるでしょう。
ここまで失敗にまるわる対処法を見ていきました。
どのようにやるか。
何をやるか。
そして、なぜやるのか。
僕は、一番大切なのは、なぜやるのかの部分だと思います。
これがあやふやだと、何をやっても、どのようにやっても、結局は後になって、自分はどうしてあんなことをしたんだろうと、後悔するときがやってくるような気がします。
まあ、どのように、何を、なぜ、という考え方は、かなり欧米的な考え方だとは思います。
日本人には他に合っている方法もあるのかもしれません。
でも、なぜそれをやるのか。
なぜそれをやっているのか。
それは、大切だと思います。
僕はあらゆる表現活動を行う際に、なぜやるのかを問います。
そして、他の人が表現したことに対し、なぜその人は表現したのかということを考えます。
なぜ、を考えること。
物事の本質を見極めるためには、養っていきたい眼です。