以前の記事を書いてからだいぶ経ちました。
新たな病気が見つかって、苦しんでいたからです。
僕が統合失調症になったのは、約4年前。
東京で働いていて、過労が溜まって、発病しました。
そのときの様子については、このブログに書いています。
http://takeki7.wp.xdomain.jp/2016/08/30/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
そして、新たに見つかった病気というのが、双極性障害というものです。
双極性障害(そうきょくせいしょうがい、英: Bipolar disorder)は、躁病(そうびょう)と抑うつの病相(エピソード)を循環する精神障害である
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E6%A5%B5%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3
要するに、気分が高揚して、妙に元気になったり、お金を使いまくったりするハイな時。
全ったく何もする気が起きず、やる気が無く、うつ状態が続くローの状態。
この気分の波が続くのです。
しかも、ハイな気分のときは非常に短く、ローの状態が非常に長い。
これは非常にきつい病です。
どうして双極性障害が新たに見つかったのかというと、現在の主治医とは別の先生に診てもらったことがきっかけです。
去年の4月に親とケンカして、皿を割りまくって。
もう4度目くらいの警察への通報でした。
病院側も、もう入院しかないと。
僕は入院をかたくなに拒みました。
でも、もう入院する他ない。
その権限を持っていたのが、主治医ではないY先生でした。
僕にとって、Y先生は悪人にしか見えませんでした。
無理やり僕を、自由の制限された病院へ放り込む。
入院期間中は、良くなっているのか、悪くなっているのかわからない状態。
これでは家にいるのと変わらないではないか。
そう思いながら、2週間で限界が来て、退院を申し出ました。
自由にタバコを吸えなかったのが一番の原因でした(笑)
しかし、Y先生と出会ってからいいことがありました。
それは僕に、統合失調症的な側面とは他に、双極性障害の側面もあるということに気づいてくれたのです。
それで今までとは、全く違った薬を飲むようになりました。
症状はみるみる良くなっていきました。
ここで言えるのは、まあ僕が統合失調症と双極性障害と対人恐怖症を抱えた、非常にめんどくさい人間であること。
しかし、その悲壮感を皆さんにお伝えしたいのではありません。
僕が伝えたいのは、自分がもし病にかかった時。
複数の人間に診てもらったほうがいいよ、ということです。
はっきり言って、医者もわかっていないことがほとんどです。
複数の人間の意見を聞いて、自分で判断していく。
これは普段の生活にも役立つと思います。
家を買ったほうがいいのか、賃貸がいいのか。
プレゼンの資料は、この方向性でいいのか。
今自分が置かれている状況、職業、家族との関係、追いかけている夢。
自分一人で考えているより、複数の人間の意見を聞いたほうがいい場合があります。
特に迷っている時。自分一人の力ではどうしようもないような大きな問題、多数の人間が関わっているような問題を抱えている時。
相談をする。そしてアドバイスを受ける。
まあ、足を引っぱってくる人もいますから、そこはポジティブな意見を言ってくれる人。
理由を説明してくれる人。
自分の未来のためにアドバイスしてくれる人。
人間を見極めなければいけないのは難しいことですが。
とにかく、一人の人間からの意見、アドバイスは危ない。
そういう体験を、病から教わったという話でした。
また、気が向いたら文章を書いていきます。
もう誰が見ていようが、見ていまいが関係ない境地に達しましたので(笑)