こんにちは、加治タケキです。
今回は、日本が誇るロックバンド、イエローモンキーについて書いてみたいと思います。
ちょうど彼らは11月に東京ドーム公演。
そして、12月には福岡に来て、福岡ドームでライブです。
チケットを取ろうとしましたが、今年はスピッツにもいったし、ゲスの極みにもいったし、満足の高い1年だったので、福岡ドーム行こうか悩んでいるところです。
イエローモンキーとの出会い
僕が中学2年でギターを始めてから、仲間とコピーをしまくったのがイエローモンキーでした。
当時、「SPARK」「JAM」「楽園」なんかが、かなり流行っていて、ミリオンセラーを連発していました。
今から22年前のこと。
若い人はイエローモンキーのことを知らない人も多いと思います。
当時は譜面を買って、ギターを練習しましたが、何しろ難しい(笑)
ボーカル、ギター、ベース、ドラム、それぞれが個性の強いメンバーでしたから、仲間も苦労していました。
でもそれがいい練習になりました。
イエローモンキーの歴史
THE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー、略称:イエモン)は、日本のロックバンド。1988年結成。2001年1月の活動停止後、2004年7月7日をもって解散したが、2016年に再結成された
公式HPはこちらです。
http://theyellowmonkeysuper.jp/
特筆すべきは、やはり1995年から97年にかけての、爆発的な活動でしょう。
○1995年にシングル「追憶のマーメイド」「太陽が燃えている」「SPARK」発売。
この頃からテレビ露出も増えました。
○1996年からは事務所移籍してさらに活動の幅を広げていきます。
①ベスト・アルバム『TRIAD YEARS actI〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY』が発売され、バンド唯一のミリオンセラーを記録
②アルバム『SICKS』発売。オリコン初登場1位、オリジナルアルバムでは自身最高の売上を記録。
③シングル「楽園」「LOVE LOVE SHOW」「BURN」「球根」発売
④1997年には、「フジロックフェスティバル ’97」に参加。
僕はここら辺までのイエローモンキーが好きです。
このあと、1998年に『PUNCH DRUNKARD』というアルバムを出し、年間113本(ホール72本、アリーナ41本)をやります。
年間に100本以上の公演。しかもほとんどホールクラス。
この頃から、彼らは燃え尽きてしまうんですね。
ボーカルの吉井さんはインタビューでこう語っています。
「叶えたい夢は今ありますか?」
「そうですね。叶えたい夢は90年代に全部かなえてしまいました」
ぜひ若い人に聞いて欲しいおすすめアルバム5選
①jaguar hard pain
1994年発売、サードアルバム。
このアルバムを聴かずして、イエローモンキーは語れない。
独特の世界観、歌の良さ、演奏。1944年から1994年にタイムスリップした男が歌うというコンセプトアルバム。
イエローモンキーは、アルバムを通しての表現が実にうまい。見事にコンセプトがハマった作品。
Jaguar Hard Pain [ ザ・イエロー・モンキー ]
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②smile
1995年発売の4thアルバム。
初のオリコントップ10入り。
武道館をやることになったきっかけに。
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③FOUR SEASONS
1995年発売の5thアルバム。
「追憶のマーメイド」「太陽が燃えている」も入っています。
その他、脇を固める楽曲も素晴らしい。
シングル曲だけでは、イエローモンキーは語れません。
FOUR SEASONS [ ザ・イエロー・モンキー ]
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④SICKS
1997年発売の6thアルバム。
吉井さん本人も最高傑作だと認める作品。
私もそう思います。
ロンドンでのレコーディングで、非常に演奏陣の音も、ダイレクトで大きくていい感じです。
【中古】 SICKS /THE YELLOW MONKEY 【中古】afb
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⑤TRIAD YEARS actI〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY
これは1996年に発売されたベストアルバム。
イエモンは、この年に事務所を移籍しましたが、元の事務所が無許可で出したアルバム。皮肉にもバンド史上唯一ミリオンを達成したアルバムです。
ちなみにその後に「act2]も発売され、1と2がセットになった、TRIAD YEARS actI & actII〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEYが発売されることになります。
なので、この2枚組ベストアルバムをおすすめします。
コアに過去の歴史を知りたい人は上記のアルバムを是非聴いてみてください。
本当の良さがわかります。
現在の彼らを応援するのもいい。
シングルベストだけ聴いてみるのもいい。
でも、僕は一番彼らが輝いていて、エネルギーがものすごい時代を知っています。
とにかく表面だけ見て、「古い」「ダサい」と若者が判断するのがもったいない。
90年代の日本のロックバンド、そして、歌の美しかった時代を語る上で欠かせない存在。
それがイエローモンキーだと、僕は思っています。