日経平均株価上昇中。景気は本当に上向きなのか!?

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こんにちは、加治タケキです。

今回は、今後の日本の景気について考えてみたいと思います。
連日日経平均が上がっています。
株価は1ヶ月で10パーセントも上昇。
11月9日の終値は2万2868円71銭。

一時的に、1992年以来の高値、2万3000円台に乗せるなど、とんでもない好調ぶりです。

果たして、本当に景気がこれから良くなっていくのか。
それとも、一時的なものなのか。

僕は経済素人ですが、それなりに考えてみたいと思います。

帝国データバンクがまとめた10月の景気動向調査(全国)によると、景気DIは前月比0・7ポイント増の49・1となり5カ月連続で改善。製造業が好調を持続し、日経平均株価の上昇が一部業種でプラスに働いた。外需主導の中で内需の持ち直しも期待され、回復傾向が続く見込みという。

「製造」「不動産」「小売り」「運輸・倉庫」など8業種が改善。好調な機械輸出や旺盛な建設需要を背景に製造が9カ月連続の改善で過去最高を更新した。「機械製造」「化学品製造」「鉄鋼・非鉄・鉱業」が過去最高となった。

不動産は2カ月連続の改善。近畿などで訪日外国人客の増加を受けた店舗需要が堅調に推移した。小売りは2カ月ぶりの改善で、気温低下の中で冬物衣料が好調な「繊維・繊維製品・服飾品小売」が大きく改善した。地域別では「北関東」「近畿」「九州」など7地域が改善し、いずれも消費税率引き上げ以降で最高を記録した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171112-00010000-nkogyo-ind&p=1

いくつかポイントがあると思います。

○安倍政権の財政政策がうまくいっている。再選がきまったことで、日本経済への信頼感が増した。

○円安に振れることで、機会輸出が増えた。

○外国人観光客は依然として増加している。

○冬物衣料の需要増加。

○世界の工場で、日本の産業用ロボットが売れている

○中国市場で、日本の自動車が売れまくっている。

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○スマートフォンの電子部品の4割が日本製。スマートフォンの需要拡大に伴って、日本の部品が売れている。

○この先の日本の金融緩和、円安を見込んで、不動産価格が上昇。
まあ、こういったとろこでしょうか。

景気が良くなって、庶民の生活は改善されるか

正直、こればっかりはわかりません。

企業、特に大企業の調子が上がっていることは先ほどのデータから分かりましたが、庶民の給料に反映されるかどうかはわからない。

しかし、景気というのは、一種の人間の感情みたいなところがありますから、景気が良いという雰囲気が日本中に広がれば、消費が増えて、おのずと経済循環が良くなり、賃金上昇に跳ね返ってくると思います。

政治家に、これだけはやってほしくないこと

今の調子が続けば、おのずと景気が良くなるはずです。

まあ、株価は一時的な高騰であり、その後2万円付近に戻ると思いますが。

この機会を逃さないためにも、政府には、長期目線で考えてほしい。

これだけはやってほしくないことを列挙してみます。
○消費税を8から10に上げる
⇒これはもう、消費が上がろうとしているところにブレーキをかけるようなものですから、絶対にやらないでください。

※税収を上げたいなら、復興事業、自前の軍事開発、経済特区を作り、企業を誘致しての法人税など、意味のあることを。
○教育の無償化
これは中等教育まででいいでしょう。
意味のない大学、意味のない税金使い、そして目的のない大学生を増加させることになり、この先の日本の経営が危うくなります。
○黒田日銀路線を変更しない
日銀の金融緩和は成功しています。来年に日銀総裁交代の可能性がありますが、黒田さん続投。もしくは、黒田路線を引き継ぐ、緩和路線の人選を。
まだまだ、緩和は足りていません。
ここでブレーキを踏むと、消費増税と同じ現象が起こってしまいます。

最後に

ここまで、経済素人が色々考えてみましたが、このチャンスを活かして、間違った政策をしないこと。

そうすれば、人々が知恵をしぼって、景気が上がって、人々の気持ちが変わって、いい方向に向かい出すということです。
一人ひとりが、できることを確実にやって、知恵を絞って、とにかく拡大の方向に進んでいくこと。
節約なんて、何も生み出しません。

ポイントは、何かを生み出すということなのです。

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