最近、経済について考えていたことがあったんです。
YOUTUBEで動画を見ていました。
DHCシアターが放送しているインターネット番組で、衝撃的な内容のものがありました。
https://www.youtube.com/watch?v=gO2kKvgSMqA
私はDHCの回し者ではないので、見るか見ないかはみなさんの自由です。
そして、コメンテーターの武田邦彦さんが言っている内容で気になった点をまとめました。
日本経済の現状について
おそらくみなさんは、こういう話を聞いたことがあると思います。
国には、1000兆の借金があって、国民ひとりあたり、約800万円になる。
しかし、武田氏によると、このデータは全くのでたらめだそうです。
僕は、数学が苦手ですが、少しだけ簿記の勉強をしたことがあります。
そこで、学んだのは、
歳入=歳出
つまり、バランスシートの考え方です。
先ほどの国の借金1000兆という話は、
政府が国債を発行して、国民からお金を借りているというお話です。
でも、それはバランスシートの考え方を適用すると、おかしな話であることがわかります。
政府がした借金=政府の手元にあるお金
だからです。
たとえ1000兆借金があったとしても、それは現金で、1000兆持っているということであって、
何も使っていなければ、1000兆まるまる政府は持っているということになります。
例えば、「わあ、借金だらけだ。車買っちゃったから」
と言っているのと、だいたい同じです。
車のために、借金をしたけれど、車というモノに変わって、手元にあるじゃないですか。
だから、借金ばかりにスポットを当てていると、
単なるネガティブな考え方になります。
それよりも、借金もあるし、車があって、便利な生活が送れると考えたほうが健全です。
人間は、それまでの、環境、考え方、知識、経験などによって物事を認識します。
全ての人間の現実は、思い込みで出来ていると考えます。
そしたら、どうせ思い込むなら、ポジティブに考えたほうがいいなあということが言いたいのです。
武田氏は、出身が物理学者なので、ちゃんとデータをもとに、話してくれました。
①日本は1000兆の借金ではなく、2000兆の資産を持っている
内訳
・国債発行(1000兆)
・対外資産(300兆)
・埋蔵金(300兆)
・企業の内部留保(300兆)
つまり、日本全体で考えたときに、
1 国債を発行した分のお金が1000兆政府にあるということ
※毎年税金を国民が払っているのに、歳出は3兆くらい赤字になっています。
でも、赤字分を考えても、1000兆近くのお金が政府にはあるはずです。
だって、今の政府になってから、300年も経ってないわけですから。
2 日本政府は外国に資産を持っています。
※これは不動産であったり、金融資産(例アメリカの国債)であったりします。
それが300兆。
3 埋蔵金を政府が持っている
※政府には特別会計という、緊急時の予算もありますし、
埋蔵金という表に出てこないお金を持っています。
4 国全体で考えた場合、企業もお金を持っています。
※内部留保とは、企業が設備投資や、従業員の賃金とは別に、経営のために貯めているお金です。
この4つのデータは、経済学者の、高橋洋一氏という方が、国会で証言したデータをもとに作成されています。
じゃあ、ここで、日本は1000兆の借金を抱えている、もう終わりだと考えるか。
それとも、日本国内には2000兆のお金があると考えるか。
もし、2000兆あるとしたら、労働者人口1人に、3000万円還元されなければおかしいんです。
給料とも、税金ともちがう形で、労働人口に1人3000万円。
それを感じられているでしょうか。
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日本のシステムがおかしいんです
さきほどの3000万円が、労働者に分配されていないとなると、
誰が持って行っているのでしょうか。
高橋氏は、官僚の天下りのために使われていると言います。
国にあるお金が、
退職した官僚の、2年何もしない民間での就労後の
退職金2000万に使われたりするんです。
本当は均等に使われるべき国のお金が、
1人に使われるから、
みなさんの所には来なくなる。
さらに、日本は今、インフレに持っていくために、
日銀が紙幣を刷りまくっています。
市場にお金の量が増えます。
お金の量が増えたのに、給料が上がらないのは、
半分が、なぜか税金になってしまい、
半分大企業が、蓄えてしまったからです。
この先も、日銀は紙幣を発行し続けてもいいとは思いますが、
税金徴収のシステム、それから、企業の姿勢が変わらない限り、
半分国に戻り、半分内部留保が増えるということになってしまいます。
長くなってきたのでまとめますが、
①日本には2000兆のお金がある。
⇒この先人口は減少していくが、その分ロボットやAIが労働力を担うので問題はない
※武田氏によると、日本の適正人口は4000万人くらいなのではないかとのこと。
⇒株価も過去100年間上がり続けている(100年前は2円。今は1万3000円)
⇒勤勉な労働力と、技術があるので、当面心配ない
②日本のシステムを改善しなければいけない
⇒労働人口1人あたり、3000万のサービスを、国や企業から受けているかを監視する
⇒国のお金が、1人のために使われていたら、それは国民が意義を唱える
どうせ思い込むなら、ポジティブに。
日本には借金しかないのか。
それとも、2000兆円あるのか。
本当に誰かが、指摘しないとシステムは変わらないということ。
これから僕は、
日本には2000兆円のお金があると考えて、行動していきます。
人口減少も自然の摂理だと割り切ります。
そして、国民全体に行き渡らない問題点を、
これからも監視し、
ブログで指摘して良ければいいかなと思っています。
全ての現実は、思い込みで作られている。
どうせ、思い込むならポジティブに、プラス思考で。
そして、おかしな点は、変えて行かなければと思います。
武田氏は動画の中で、
経済の本質とは、働くことであると言っていました。
それは、僕は違うと思う。
それについては、また後日。
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