競争から、協奏へ

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こんにちは。加治雄希です。

今回のテーマは、「競争から、協奏へ」

これは、僕の尊敬する社長の言葉です。

競争は必要です。

敵に対しては、徹底的に競争して、戦わなければいけない。

サッカーなんて、もろにそうです。

チームの中に、一人でも負けるのではないかという人がいたら、負けます。

指揮官が、負けるのではないかと思ってしまったら、負けます。

負けるのではないかと考えた時点で、すでに負けているのです。

その社長は、「自分の中にライバルを作れ」と言います。

僕は、ライバルを作りました。

現実的に考えたら、追いつけないような人をライバルにしました。

その人たちと競争しようと思ったら、勝てるはずがありません。

そして、そもそも競争する必要などなかったことに気づきました。

協力して、ともに奏でようとすれば、お互いにとってWIN、WINの関係がきずけるということにようやく気づきました。

ライバルは必要だけど、お互い潰し合うのではなく、

お互いが協力して、いい方向に持っていけばいいのです。

そう考えると、世の中でビジネスを行う上で、競争する必要のある人なんて、

ほとんどいないことがわかりました。

それで、だいぶ楽になりました。

今までの僕は、会う人、会う人、競争相手だと思って、こいつには負けないとばかり思ってきました。

でもそればかりやってると、心が疲弊してくるのです。

しかも、会う人、会う人、競争する必要なんてなかったんです。

お互いの特徴を上手く活かして、協力して、ともに奏でればよかったんです。

世の中には面白い話があります。

囚人のジレンマという話。

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囚人のジレンマ(しゅうじんのジレンマ、英: prisoners’ dilemma)とは、ゲーム理論におけるゲームの1つ。 お互い協力する方が協力しないよりもよい結果になることが分かっていても、協力しない者が利益を得る状況では互いに協力しなくなる、というジレンマである。(Wekipediaより引用)

たとえば二人の犯罪者が取り調べを受けている。

①お互い自白すれば2人釈放する

②どちらかが自白すれば両方懲役1年

③お互い黙っていれば懲役3年

犯罪者が二人とも、自白すればいいのだと周りは思います。

でも、相手が黙っている可能性がある。そしたら、自分が自白したら損になる。

というわけで、二人とも自白しないという、協力しない③を選んでしまうという話です。

理論上はお互いを信頼しないという前提だから、最悪な結果を出してしまう。

しかし、ビジネスの現場では、お互いを信頼して、しかも、競争せずに、

協奏したほうがいい。

Aさんのところが新しい商品を出した。

じゃあうちは真逆の商品を出して、Aさんのところを潰そうではなく。

Aさんのところと話し合って、同じような製品を出して、

その市場をお互いで独占したほうがいい。

現にどこの会社もみんな、話し合ってそうやっているでしょう。

本当は囚人のジレンマのように、人間は信頼しないで、最悪な結果になるはずなのに、

現実の世界では、特にビジネスの世界では、協奏しようと思えば、最高な結果になるのです。

だから、まずお互いを信頼する。(ビジネスの基本。裏切られるかどうかは、信頼しなければわからないから。裏切られたら、裏切り返せばいいだけ)

それから、競争せずに、協奏しましょう。

実際にやってみると、あまりにも争うことがなくなってビックリしています。

みなさんも、嫌いな上司と競争するのではなく、協力して、お互いのいいところ、活かしあってみてください。

変わりますから。


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